1949-05-06 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第17号
こういうことで、現在の地方行政は破局経済の時期にあり、縣民、市民が難儀をしておることを救い得るか。これに鬪つておるのは地方公共團体の職員でありまして、地方公共團体の職員が地方人民と手を握つて、中小商工業者と手を握つて鬪つておるが、遺憾ながら地方の公共團体には、官僚的なお役人根性が残つておるから、鬪えないのであります。だからこの際ぜひ自治労連の代表者を入れていただきたい。
こういうことで、現在の地方行政は破局経済の時期にあり、縣民、市民が難儀をしておることを救い得るか。これに鬪つておるのは地方公共團体の職員でありまして、地方公共團体の職員が地方人民と手を握つて、中小商工業者と手を握つて鬪つておるが、遺憾ながら地方の公共團体には、官僚的なお役人根性が残つておるから、鬪えないのであります。だからこの際ぜひ自治労連の代表者を入れていただきたい。
私は、中華民國において行われると言う屯積の現象が日本において次第に拡がりつつあることを直感するものでありますが、政府がこの際やみ経済に徹底的なるメスを振わず、資材の面においてかりにも機械的な総花式の資材割当に堕したり、隠匿物資を放置したり、資金面においていわゆるやみ金融や情実金融を放任するといたしましたならば、わが國の経済も第一次欧州大戰直後におけるイタリーの破局経済に近づいていくのではないかと、衷心憂慮